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【北海道】大雪山系から流れる石狩川の旅

広大な北海道のほぼ中央に位置する大雪山系。この大雪山系のひとつ石狩岳を水源とする河川が石狩川です。今回は北海道中央部にある大雪山系石狩岳から流れる石狩川とその流域を旅するコースをみていきます。

石狩川

石狩川は、北海道大雪山系の石狩岳を水源として、石狩湾で日本海に注ぐ1級河川です。流域面積1万4330平方キロは、利根川に次いで2位となります。

石狩川流域には源流域にもあたる大雪山国立公園や層雲峡などの自然景観があり、層雲峡には温泉街もひろがります。

大雪湖(大雪ダム)

石狩川本流最上部の大雪ダムは、昭和50年9月に完成したロックフィルダム(土や岩石を積み上げて作るダム)です。

大雪ダムは石狩川流域の住民にとってもかけがいのないダムです。洪水調節や流水の正常な機能維持、潅漑用水の供給のほか、水道用水・発電も担っています。

大雪ダムによって作られる貯水池は大雪湖(たいせつこ)と言います。四季それぞれの景色を楽しむことができ、エゾシカやエゾリス、ヒグマなどの哺乳類も姿を表します。

層雲峡

層雲峡(そううんきょう)は、石狩川を挟んで約24 kmの断崖絶壁が続く、北海道上川町にある峡谷です。大雪山国立公園に位置し、大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は、層雲峡および大雪山観光の中心地となっている。

神居古潭

旭川市内の石狩川流域にあるこの峡谷は、アイヌ語のカムイコタン(神の住む場所)が名前の由来となっています。長い年月をかけて石狩川の流れによって浸食されて形成されました。

この地域は市内有数の景勝地としても知られ、地元旭川市の旭川八景にも選定されています。

また、縄文時代の集落跡とされる「神居古潭竪穴住居跡」(北海道指定文化財史跡)や、函館本線開通時の駅舎「旧神居古潭駅舎」など、この地域の文化・歴史の一端を垣間見ることができます。

層雲峡温泉

層雲峡の渓谷沿いにある道央最大の温泉地で、泉質は硫黄泉です。

大雪山・層雲峡観光の拠点に最適で、温泉街の中に環境省の層雲峡ビジターセンターがあります。毎年冬には「層雲峡氷瀑まつり」が開催され、多くの観光客で賑わっています。

流星・銀河の滝

石狩川左岸の断崖にかかる2本の滝で、日本の滝百選にも選定されています。

流星の滝は落差90メートル、標高1000メートルの直瀑。銀河の滝は落差104メートルの分岐瀑です。流星の滝は雄滝、銀河の滝は雌滝と呼ばれて、この2つの滝は夫婦滝の別名もあります。

国道39号の銀河トンネル入口横から旧道に入った先の休憩施設と駐車場からは、2つの滝を間近に眺めることができます。また、「双瀑台」という展望台からは、2つの滝が流れ落ちるのを同時に眺めることができます。

まとめ

今回は大雪山系石狩岳を水源とする石狩川と石狩川流域の観光スポットを紹介しました。流域には温泉街があり、温泉街を拠点として、風光明媚な景観を、新緑、紅葉、白銀とさまざな北海道を楽しむことができます。