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【関東で“ととのう”休日を】温泉と森林浴・森林セラピーが楽しめるエリア‐関東編

出典:那須塩原市観光局

関東地方にも、森と温泉の癒やしを同時に楽しめる市町村が点在しています。フィトンチッドが香る森林でのセラピー体験と、豊富な泉質を誇る温泉に浸かるひとときは、まさに現代人のための“ととのい旅”。ここでは、森林セラピー基地や森林浴の森とともに名湯を擁する栃木・群馬・神奈川の4市町をご紹介します。森林セラピーは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のこと。五感をひらき、心と体を癒やす旅へご案内します。

栃木県那須塩原市の温泉と森林浴・森林セラピー基地

栃木県那須塩原市

那須塩原市は、栃木県北部に広がる自然豊かな高原都市で、那須火山帯の恩恵を受けた温泉郷と、湿地と原生林の広がる「大沼の森」に代表される森林浴の名所を兼ね備えています。塩原温泉郷には多様な泉質が点在し、湯めぐりが楽しめる一方、大沼周辺ではフィトンチッドが漂う静かな森歩きが体験可能。渓谷や高原、森と湯が揃う癒やしの地として、多くの旅人を惹きつけています。

大沼の森(森林浴の森日本100選)

那須塩原市にある「大沼の森」は、湿原と原生林が織りなす幻想的な風景が広がる森。ブナやミズナラの葉が放つフィトンチッドが満ち、歩くだけで副交感神経が優位になるなどリラックス効果が科学的に実証されています。森を抜ける風と静かな水面の音が心を整え、日々の疲れをやさしく洗い流してくれます。四季の移ろいが美しく、特に秋の紅葉期は絶景です。

森林浴の森日本100選「大沼の森」の詳細情報

塩原温泉郷

泉質は、単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉など多様。那須火山帯に抱かれ、湯めぐりが楽しめる温泉郷です。明治時代には与謝野晶子や高村光太郎ら文人墨客が数多く訪れた歴史があり、渓谷沿いの露天風呂からは箒川の清流を眺められます。山と渓谷、森と湯が交わる極上の癒やし空間です。

温泉「塩原温泉郷」の詳細情報

群馬県渋川市の温泉と森林浴・森林セラピー基地

群馬県渋川市

群馬県のほぼ中央に位置する渋川市は、「日本のまんなか」とも呼ばれる風光明媚な土地。赤城山の豊かな自然に育まれた「赤城自然園」は、四季折々の植生とともにフィトンチッドに満ちた癒しの森として、森林セラピーにも最適です。あわせて訪れたいのが、万葉の時代から続く名湯・伊香保温泉。石段街の情緒と、2種類の泉質を楽しめる湯どころで、森と湯の両面から心と体を整える旅が叶います。群馬県渋川市

赤城自然園(森林セラピー基地・森林セラピーロード)

赤城山の裾野に広がる「赤城自然園」は、森林セラピーに適した植生と環境を活かした癒しのフィールド。森林セラピーは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことです。ブナやカエデの林ではフィトンチッドが豊富に放出され、呼吸が深まり、心拍数が落ち着いていきます。森の中では自然観察や瞑想、森林ヨガなども楽しめ、四季を通じて心と体のバランスを整えることができます。

森林セラピー基地・森林セラピーロード「赤城自然園」の詳細ページ

伊香保温泉

泉質は、鉄分を含む茶褐色の「黄金の湯」(硫酸塩泉)と無色透明の「白銀の湯」(単純温泉)の2種。万葉集にも詠まれた歴史ある名湯で、徳冨蘆花や竹久夢二など著名人が愛した温泉街でもあります。365段の石段街を彩る旅館群と湯煙が、旅情を深めます。

温泉「伊香保温泉」の詳細情報

群馬県草津町の温泉と森林浴・森林セラピー基地

群馬県草津町

標高1200メートルの高地に位置する草津町は、日本三名泉のひとつ「草津温泉」を擁するだけでなく、町ぐるみで森林セラピーに取り組む“癒しの町”でもあります。白根山麓に広がる高原の森では、フィトンチッドをたっぷり吸い込みながらセラピーロードを歩き、心拍やストレスの変化を体感できます。強酸性の湯と、科学に裏付けられた森林浴。自然と医学が融合した、草津ならではの健康旅を楽しめます。

草津町の森(森林セラピー基地・森林セラピーロード)

草津町全域が“癒しの森”ともいえる自然に囲まれ、町ぐるみで森林セラピーを推進。特に白根山麓に広がる森は、フィトンチッド濃度が高く、散策することで血圧やストレスホルモンの低下が報告されています。森林セラピーは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことです。草津国際スキー場の夏季トレッキングルートもセラピーロードとして整備されています。

森林セラピー基地・森林セラピーロード「草津町」の詳細情報

草津温泉

泉質は強酸性硫黄泉。殺菌力が非常に高く、「恋の病以外すべてに効く」といわれる日本屈指の名湯です。徳川将軍家の御汲湯としても知られ、山本周五郎や与謝野晶子らも訪れました。湯畑を中心に広がる温泉街には、足湯や共同浴場が点在し、湯と森を両方楽しめる贅沢なエリアです。

温泉「草津温泉」の詳細情報

神奈川県箱根町の温泉と森林浴・森林セラピー基地

神奈川県箱根町

神奈川県西部に位置する箱根町は、古来より湯治場として知られる温泉地でありながら、近年では森林セラピーの拠点としても注目を集めています。芦ノ湖周辺の森は、県内初の森林セラピー基地に認定されており、フィトンチッドに包まれた癒しの遊歩道が整備されています。箱根湯本や強羅といった多様な泉質を持つ温泉と組み合わせて、心身を深く整える上質なリトリートが体験できます。

箱根芦ノ湖森林セラピー基地(森林セラピー基地・森林セラピーロード)

芦ノ湖を中心に広がる箱根町の森は、神奈川県内で初の森林セラピー基地に認定。森林セラピーは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことです。カラマツやヒメシャラ、ミズナラの林がフィトンチッドを放出し、湖畔の遊歩道を歩くだけで心拍が安定し、ストレスが軽減される効果が確認されています。森林インストラクターによるガイド付きプログラムも充実。

森林セラピー基地・森林セラピーロード「箱根芦ノ湖森林セラピー基地」の詳細情報

箱根湯本温泉・強羅温泉

箱根湯本温泉はアルカリ性単純泉。柔らかな湯ざわりで肌にやさしく、夏目漱石や芥川龍之介も逗留しました。強羅温泉は酸性硫黄泉やナトリウム塩化物泉など多様な泉質を誇り、明治以降、政財界人に親しまれてきました。自然と湯の調和が、箱根の最大の魅力です。

温泉「強羅温泉」の詳細情報

温泉「箱根湯本温泉」の詳細情報

まとめ

関東にも、森林セラピーと温泉を同時に楽しめる癒しの地があります。フィトンチッドに包まれ、五感がひらいていく森の中で、心拍が落ち着き、呼吸が深くなるリラックス効果を体感。その後は名湯に身を沈めて、心と体を芯から整える――そんな一日を、那須塩原・渋川・草津・箱根で過ごしてみませんか?科学と伝統に支えられた“森と湯の川旅”が、あなたをやさしく迎えてくれます。